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にじいろの窓

安房地域の支援が必要な子ども達への情報

安房特別支援学校館山聾分校幼稚部

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 前の記事で、息子の幼稚園時代のことを書きました。

 その幼稚園で息子が2年間を過ごせたことは、本当に良い経験になりました。

 ていねいに指導して下さった先生方には感謝ばかりです。

 

 うちの息子は、全く集団行動ができず、みなで歌ったり手をつないでダンスしたりといった活動の時には、プレイルームの片隅に置かれていたトランポリンの下に、まるで猫みたいに潜り込んで、そこから出てこなかったのですが、

 「部屋から出て行かずに、ここからちゃんとみんなのやっていることを見ているでしょう?それが息子君なりの参加の仕方なんですよ」

 とにっこり笑ってくださった先生。

 そこで息子が放置されるわけでもなく、みんなと活動しながら時々息子の傍らにきて、「ここで見ていてくれるんだね、えらいね」と声をかけてほめてもらいました。

 正直、これは叱るべきなのでは?と思う時にも、先生方はひたすら子どもたちをほめていました。

 もしかしてディズニーリゾートのキャストの方ですか!?みたいに、表情や仕草もそれは豊かに。

 食後の歯磨き、外遊びの後の手洗い、給食前の身支度。

 耳鼻科に初めてかかる時には、わざわざ養護の先生が病院まで付き添って下さいました。

 この幼稚園で教わったことは、今もきっちりと息子の身についていて、本当にありがたく思っています。

 

 そこは館山市の海沿いにある、安房特別支援学校館山聾分校の幼稚部、通称「波の子幼稚園」です。

 息子が通っていた頃は、千葉聾学校の館山分校の幼稚部でした。

 聾学校ですが、幼稚部では聾者以外に、発達の遅い子どもたち全般を対象に受け入れていて、遠く鴨川や小湊あたりから通園してくるお子さんもいました。

 

 息子が卒園した年、小学部に在籍していた子が千葉聾学校の中等部に進学し、在籍する児童がいなくなったため、聾学校安房特別支援学校に統合されました。

 幼稚部に在籍する子どもはいたのですが、やはり学齢期の児童がいないのに学校として存続できなかったそうです。

 幼稚部がどうなるのかと心配しましたが、それまで通りの場所で同じように続けられたのでほっとしたものです。

 

 卒園して2年ほどは「なみのこフェスタ」などの行事を見に行っていたのですが、ここ数年は毎年遊びに行こうと思いつつ、息子が恥ずかしがっていつも校門の前で「また今度にする」と引き返してしまいます。

 今年はそろそろご挨拶に行きたいのですがね。

 

 

子どもの偏食について

 息子は赤ん坊の頃、離乳食はなんでもペロリと平らげる子でした。

厳しかった母に育てられた私は、「子どもの好き嫌いはわがまま。親のしつけが悪いせいだ」と教え込まれてきたので、育てやすい子で良かった、と喜んでいました。

ところが。

1歳を過ぎ、息子の偏食が始まりました。

まず、白湯や麦茶などを飲まない。

スポーツドリンクかリンゴなどの果物のジュースしか飲まない。

そして2歳近くなると、それまでパクパク食べていたメニューをぴたっと食べなくなりました。

煮トマトは大好物だったのに。ほうれん草に鰹節をかけたおひたしも。

大好きだった白身魚の蒸し物も。みんなダメ。

食べるものはわずかで、からあげ、ハンバーグ、エビ(フライ、グラタンなど)、チャーハン、お茶漬け、卵かけごはん、麺類、マクドナルド(限定)のフライドポテト。

野菜はチャーハンやグラタンなどに混ざっている分しか食べない。

からあげの、衣の部分だけ食べて肉は残す。

魚は刺身以外全滅。果物ダメ。

子どものわがままを許さなかった母の厳しさを受け継ぐつもりだった私には、息子の偏食は本当にショックでした。

言い聞かせても、叱っても、頑として目の前の食事を食べず、泣き叫ぶ息子。

あれこれメニューを工夫しても、見た目がいつもと違ったり、知らない食べ物には口をつけません。 

さらに息子の問題は偏食だけではなくなっていきました。

3歳を過ぎ、自閉症との診断がおりました。

ある日、発達外来で主治医に偏食がひどくて参っていることを相談しました。

主治医はこう言い切ってくれました。

「卵かけごはんしか食べなくてもいい。野菜を食べなくても生きていける。この子が食べられるものを食べさせればいい。それよりも三食の習慣づけをする方が大切です。、朝ごはんから毎日お茶漬けでも、おせんべいでも大丈夫」

「ええー!」と反発しながらも、心からホッとしたのを覚えています。

それからは「お医者さんが言ってるんだから」と開き直ることができ、息子をしかりつけることも減りました。

今思えば、自閉症特有の感覚過敏が息子の偏食の原因だったのだと思います。

感覚が鋭く、咀嚼が苦手だった息子にとって、慣れない味付けや強い香り、噛み切りにくい食材などは耐え難いものだったのでしょう。

そんな偏食のせいでやせていた息子でしたが、障害児対応の幼稚園に進んで、食べられるものが増えました。

給食の時間には、子どもに先生が一対一でつき楽しく食事すること、マナーを教えてくれるのです。

最初は息子は好きなメニューしか食べませんでしたが、先生に「からあげをお代わりしたかったら、このサラダを一口食べてからね」と言われ、一口食べたら先生全員から拍手してほめられて。

この指導のおかげで、2年通った幼稚園を卒園する頃には、ほぼ何でも食べる子になっていました。

今や食べること大好き、グルメな中学生になった息子にたずねると、給食で嫌いなものを食べると「えらいね」とほめられるのが嬉しく、がんばって食べていたら色々な食べ物のおいしさに気づくことができたのだそうです。

一時期は作っても食べようとしない幼い息子にいらだち、「嫌がらせなの!」と叫んだ愚かな母親だった私。

そうじゃないんですよね、偏食にも子どもなりの理由があります。

ならば何が原因なのか、どうすれば食べてくれるのか、親も工夫してアピールすることが必要です。

偏食を気にしすぎると、食事自体が嫌いになったり興味をなくしたりする子もいます。

幼い子の偏食は気にせず、しかしあきらめず。

目の前の状況にとらわれ過ぎると、心配で焦ってしまいますが。

大丈夫。きっとおいしいごちそう大好きな子に育ちます。

放課後等デイサービス

 長い事記事を書いていませんでした。

 またつらつらと色々ご紹介して行きたいと思っています。

 

 安房地域の放課後等デイサービス。

 放課後等デイサービスとは、6歳~18歳までの学齢期にあたる年齢で、障害のある子や発達に特性のある子どもが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。

 お年寄りが通うデイサービスとはちがいます。

 安房地域には8年前に館山市に児童デイセンターこすもすが開設されました。

 そして去年、館山市にわいわいプラス館山教室、南房総市にみんなの森がオープン。

 近々、鴨川市館山市に新しい施設がオープンする予定のようです。

 それぞれの施設によって雰囲気やサービスに違いがありますので、利用前には色々と情報を集めましょう。

 

 これだけ一気に放課後等デイサービスが増えるということは、発達障害の診断がついて、支援を必要とする子どもがそれだけ増えているのでしょう。

 先日半年に一度の息子の発達外来の受診に行き、主治医の先生とお話ししてきましたが、今や安房地域でも新規の受診となると予約が半年待ちなのだそうです。

 発達障害は慎重に診断しなければならないので、診断までにはかなり時間がかかってしまうのだそう・・・息子が診断を受けた9年前には、発達外来も言語聴覚士作業療法士によるリハビリの予約も簡単でした。

 都会は半年から1年以上待つのが当たり前、と聞いておどろいていたのですが。

 

 いずれにせよ、親と子どもが支援を受けられる機会が多くなるのはありがたいことです。 

 

 

 

 

 

あおぞらの会でディズニーランドへ

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昨日の日曜日、あおぞらの会のバスハイクでディズニーランドへお出かけしてきました。

館山市のバスをお借りして、当事者と家族、マザーズの先生やボランティアの方たちでの遠出です。

ディズニーランド、料金も値上げしてしまいましたし、家族でのお出かけはちょっとあきらめていたのですが、おかげさまで団体料金の上、会から一人あたり1000円の補助も頂きました。

交通費もかかりませんし、ランチ代がまるまる出ましたよ、有り難かったです♪

役員さんたちの尽力で、団体入場できた上、ゲストアシスタンスカードの申し込みもしていただけたので、子ども達も生まれて初めてのビッグサンダーマウンテンに乗ることができました!

一昨年まで暗い所に入れない、大きな音がダメ、体が安定しないのがダメ、着ぐるみが怖い、というわけで映画はもちろん、地元の花火大会にさえ出かけられなかった、怖がりの息子が、「すっごく楽しかった!!」そうです。

交流級のクラスメイトたちがディズニーランドの話題をするのに、加われなくてさみしかったらしく、「俺もディズニーランドに行ってきたって、みんなに話せる!」と大喜びでした。

相変わらずパレードの音が苦手で耳をふさいで逃げていましたが(苦笑)。

 

4歳の頃から参加させていただいている年に一度のバスハイク。

色々と苦手なことがたくさんだった息子が、おかげさまで経験値を積んで楽しみを増やすことができました。

人込みや長時間待たされることなど、色々なことを克服できるきっかけになったように思います。

多分家族だけだったら、「どうせ息子が嫌がるだろうし・・・」と積極的には出かけなかったであろう場所に連れて行ってもらえて、実にありがたかったです。

企画、実行してくださった役員さんたちに感謝感謝です。

 

 

 

あおぞらの会 クリスマス会

 

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 あおぞらの会のクリスマス会のおしらせです。

 会員外の方でも参加できるそうです。

 サンタさんも登場します♪

 ご家族みなさんで出かけてみてはいかがでしょうか。 

 

 日時 12月4日(日曜日)

              10:00~12:00

 場所 館山市コミュニティーセンター

           2階 第2集会室

 

 参加してみたいな、と思った方は、この記事のコメント欄に、お名前と連絡先(メールアドレス、電話番号)をおしらせの上、参加希望と入力してください。

 必要な持ち物など、折り返しご連絡いたします。

 コメント欄は承認制なので、他人に見られる心配はありません。ご安心ください。 

 管理人はラインなどのSNSをやっていないので、連絡先はメールアドレスか電話番号に限らせていただきます。

 

 

  

あおぞらの会

 館山市心身障害児者あおぞらの会

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 館山市マザーズホームを卒業した子どもの親御さん方が立ち上げた、家族会です。

 館山に児童デイサービスなど学齢期の子どもへの支援施設が出来たのは、7年前。

 以前はマザーズホームを卒業してからは、支援が受けられなかったのです。 

 館山市内在住であれば、障害の種類・程度に関係なく入会できます。 

 

年間の活動内容 ・総会(春)

        ・懇談会(2~3回)

        ・バスハイク(秋)

        ・クリスマス会(12月)

        ・勉強会(1回、無い年もあり)

        ・施設見学(1回、無い年もあり)

 

 他に、福祉や育児などに関する講演会の案内、障害に関する図書の貸し出しもされています。

 年会費 2000円

 活動場所 主に館山市コミュニティセンター 

 

 バスハイクは、市の大型バスをお借りして、介助が必要な方にはボランティアの方をお願いし、なかなか出かける機会のない遠くへ遊びに行きます。

 今までに行った場所は、ディズニーシー、八景島シーパラダイス東京スカイツリーエプソンアクアパーク品川などなど。

 バスハイク、クリスマス会などのレジャーは兄弟含め家族で参加可能です。

 クリスマス会は毎年サンタさんが登場してにぎやかに過ごします。

 

  

 

館山市マザーズホーム

 息子もかつてお世話になった療育教室です。

 乳幼児健康診査の際、言葉が出なかった息子のことを保健師さんが心配して下さって、何度も連絡を頂きました。

 その際勧められて通うようになったのが、館山市マザーズホームです。

 こちらで知能検査を受け、医療機関を紹介され、療育手帳のことを教えて頂き、館山聾学校(当時)の幼稚部へつなげて頂きました。

 私は息子の障害をはっきり感じていたので、早く診断されたくて動きましたが、障害とまでは思いたくないけれど、集団にもなじめなくて心配、といったお子さんの相談も受け付けています。

 通っている幼稚園や保育園との調整もお願いできます。

 ただし、就学前までしか利用できないので、卒園と同時にマザーズも卒業になります。

  

 以下は館山市のサイトより引用しております。

 

  

発達が気になるお子さんを対象として、館山市コミュニティセンター内の一室を利用し、発達支援を行っています。また、千葉リハビリテーションセンター・亀田ファミリークリニック等の専門機関から理学療法士作業療法士言語聴覚士臨床心理士等を派遣依頼し内容の充実を図っています。

実施日

肢体不自由児:なのはなルーム 毎週水曜日   9:00~13:00
知的障害児 :ひまわりルーム 毎週火・金曜日 9:00~13:00・14:30~16:30 
個別相談  :平日 8:30~17:15(要予約)

おもちゃ図書館

発達が気になる就学前のお子さんを対象に、おもちゃとその遊び場を用意し、遊びとふれあいの中で、情緒・社会性・認知を育てる援助を行っています。

実施日・場所

毎月第2・第4水曜日   13:30~15:00
館山市コミュニティセンター